学校法人 こばと幼稚園


こばと便り

保育交流会【コパンクラージュ様】

  • 2019/10/24
  • 体験日記
先日、保健だよりでも紹介したヨシタケシンスケさん作、伊藤亜紗さん相談の絵本
『みえるとか みえないとか』を年長児と一緒に読んでみました。
絵本の中に
「どんなに やることや かんがえかたが ちがっていても、
 どんなひとにも、じぶんと おなじところは かならずあるとおもう。」
「おなじところを さがしながら、 ちがうところを おたがいに おもしろがればいいんだね。」
という一節があります。

園内にも、メガネをかけている子、アレルギーのある子、国籍の違う子や外国人の先生、
走るのが早い子、絵の上手な子、歌やダンスが得意な子もいるし、
反対にそれらが苦手な子もいます。
でも、全部が同じ人なんて誰一人いないし、
苦手なことはみんなで助け合えば乗り越えられることも、子ども達は学んでいます。
特に運動会のリレーでは、見ていたみんなに感動を与えるくらい、子ども達が体現してくれましたよね。

そんな子ども達の世界をもっともっと広げて欲しい、
同じ子ども同士認め合い、遊びの中から大切なことを学んで欲しいという願いから
今回コパンクラージュ様との保育交流が実現しました。

「どんな子が来るのかな?」「仲良くなれるかな?」「ちょっとドキドキするな」・・・
はじめての体験をする時はどんな時だってちょっぴり緊張するものですよね。
でも、
実際に会って一緒に遊んでみたら、心配事はどこかへ飛んで行って、
みんなが笑顔で、ときに真剣に、大きな一つの絵を完成させることが出来ました。



今回の交流会を通して、子ども同士だけでなく、
わたし達職員にも大きな発見や刺激となる部分がたくさんありました。
子ども達の会話の中で出てきた言葉や、さりげない仕草、表情や態度、心配り…
いろいろな出会いや経験を経て
子ども達の心がより豊かに、そして大きく育っていくところを間近で感じることが出来ました。

当園の保育の中で大切にしている事でもありますが
こうした遊びや体験の中で子ども自身が感じ得られる学びをこれからも大切に
子ども達と関わっていきたいな、と改めて感じる貴重な機会となりました。

お忙しい中ご来園いただきましたコパンクラージュの皆様、
本当にありがとうございました。

コパン・クラージュ様のFacebookページにも今回の交流会の様子が掲載されているとのことでしたので
ぜひそちらもあわせてご覧ください☆



また遊ぼうね~♪ ・・・ 年長つばめ組・ひばり組のみんなより☆