昨日の朝、園の近くでオニヤンマがヤゴから羽化しているところを発見し、少しの間、園に遊びに来てもらいました☆

段ボール箱に穴をあけたビニールを貼って即席の虫かごを作り、子どもたちのもとに見せに行くと、みんな興味津々で駆け寄ってきます。

『これ（ヤゴ）はトンボの赤ちゃん？』
『どうして背中に穴が開いてるの？』
『こっち（ヤゴ）は動かないなぁ』
『なにを食べるのかな？』
『これ図鑑に載ってたよ！ほら！！お・に・や・ん・ま、って名前！！』
と、子どもたちの間だけでもどんどん話が広がっていきます。

ヤゴからトンボが出てきたことを伝えると、『はらぺこあおむしの絵本みたいだね』と。
子どもたちの発想がどんどんつながっていく様子、とってもステキでした♪

各学年、クラスに出張して観察させてもらったトンボさんですが、
『おなかが空いたら食べるものがないよね』
『ママのところに帰りたくなっちゃうかも』
という、子どもたちらしい優しさと思いやりを尊重し、お外の世界にお返ししました。

きっと今日、どこかで元気に飛んでいる事でしょう。

子どもたちと一緒に過ごしていると、教えることばかりではなく、大人目線では忘れてしまいがちな大切なことを教えてもらうような気がします。
子どもにとっても、大人にとっても、学び続けられる場所。それが、この園の魅力なのかな、なんて思う出来事でした。


（子どもたちと一緒にトンボに興奮しすぎて写真を撮影し忘れてしまいました。笑）